上達の法則

この本を読んでいてい一つの単語を思いついた。

それは生涯学習という言葉。

 

プログラミングやFPSにチャレンジする生涯学習を体現したような好奇心旺盛な老人。

かたや飲食店でタブレットすらいじれず、デイサービスで屍のように1日を座ってるだけで浪費する老人。

この差はいったいどこで生まれるのだろう?

その答えがこの本にあるような気がした。

 

奇心旺盛な老人とそうでない老人が生まれる差

その要因の一つとして僕は、深く極めた趣味が一つあるかないかであると思う。

そのような趣味は一生の友となるのはもちろんのこと

他のことに興味を持つために下地になると考えている。

説明すると一つを極めた人は異種の分野にも共通点を見出し

興味を持つことが出来るのだ。

 

例えば楽器演奏が趣味の人がいるとする。

その人がある日武道を始めた。

周りの人は毛色の違う趣味を始めたことを不思議に思う。

本人からすれば楽器演奏時の脱力の重要さ、最小限の動きで無駄なく動作する点が似ていると思い興味をもったのかもしれない。

 

反対の好奇心が薄い老人はほかのことに共通点を見出せるほど

何かを深く知ることができなかった人なのかもしれない。

 

僕の大好きな物語に「一は全、全は一」という言葉がある。

世界のあらゆる分野はどこかで地続きなのかもと思うとロマンを感じる。

 

ーーーーーー以下自分のための本の整理ーーーーーーー

 

◆自分の得意を見つける。

「得意なものは上達の大きな原動力となる」

得意なものを見つけるメリット

・やる気が上がる。

・得意なものを伸ばすというゴール設定ができる。

・自信がつく。

 

◆上達の方法論

・精密に学ぶ

「何かひとつのものを決めて、それを精密に学ぶということをやってみる」

クラシック音楽 斎藤メソッド

精密に学ぶ例としては

料理なら好きな一品に絞って作る。

読書なら多読をせずお気に入りの本を何度も読む。

猫が好きなら猫の写真だけをとる。

 

得意なこと、好きなことが決まっているとこの練習方法がしやすい。

 

◆広域コードと知識を拡大する

飽きたらやめてほかの分野をつまみ食いするのもスランプを防止する

ユニークな学習法だと思う。

例・

ピアノに飽きたらバイオリンをかじってみる。

実戦練習に飽きたら歴史背景とか理論書を読む練習に切り替える。

プログラミングに飽きたらリナックスのコマンドをいじってみる。

 

 

◆スランプの構造と対策

「後退しなければ前進している」

退屈な練習をして飽きてやめてしまうくらいなら

変な癖がついてもいいから飽きずに練習を続けていた方がいいのでと思ってしまう。

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