嘘の見抜き方 (新潮新書)

嘘の見抜き方 (新潮新書) | 若狭 勝 |本 | 通販 | Amazon

自分を守ろうとする防御の嘘

自分を大きく見せようとする背伸びの嘘

他人を陥れるための欺瞞の嘘

他人を守るための擁護の嘘

 

嘘を解体するステップは

嘘に感づく 嘘を確かめる 嘘を断定する

 

明るみに出た要素によって嘘は変わる

客観的証拠だけでなく心証も大事

気負うと相手の心を閉ざす

相手の心を開かせるには、対峙するのでなく一定の距離をとる

 

嘘つきはこのセリフを使う

大事なことに限って忘れたふりをする

聞かれた質問に答えようとしない

話のリズムが突如崩れる

確かに聞こえているはずなのに聞き返す

限定的に嘘をついて、バレた時の逃げ道を作る

無意味で過剰な修飾語を使って否定する→神に誓って

嘘を作ろう為に聞かれてないことを喋り続ける

 

つま先やおへその方向が相手に向いていないのは警戒心や恐怖心の表れの可能性

一瞬で消える、あるいはずっと続く笑顔は嘘の可能性が高い

話をしながら大きなリアクションや派手な演技をする人は嘘をついていない可能性が高い

矢継ぎ早の質問は控え、相槌を打たず、沈黙して相手の話を聞くこと

目を見続けると相手も慣れてしまうので、ここぞというとき以外は目を合わせないように

 

 

嘘をついたかどうかは事実を明らかにしてから決める

自分の行動の理由や言い訳を話させるのではなく、あくまで事実を確認する

オープンクエスチョンで自発的に回答させ、弁明を封じ込める。

ストレートに革新に迫るのではなく、心理的負担の少なそうな聞き方をする。

同じ質問をし続けると、相手も意固地になって回答を変えない

相手が飛びつく優しい質問を投げ、少しずつ真実を語らせる。

 

黙秘する人にも耳と心があるので、ひたすら話しかけて感情があふれ出すのを待つ

挑発的な態度を取られても冷静に対処すれば相手も冷静になる

感情さえ田戸に現れなければ、素人でも嘘をつきとおせる。

審議が混ざり合った嘘は、真実と嘘の境界が曖昧なのでバレにくい。